製薬会社の組織変更があっても生き残れるコントラクトMRになろう!【必要な事は3つです】
こんにちは、ユウトです。
若いコントラクトMRから大手製薬会社に転籍を狙っている人は多いです。
それもそのはず製薬会社の正社員として働いた方が、給与や福利厚生の面でも圧倒的に魅力的ですからね。
関連記事:とにかく製薬会社・MRの年収が凄すぎる!新卒から1000万円までの生データを公開中
しかしながら、正社員になれる人は10%もいないのでは…と感じます。
いくつか理由はありますが、数年、製薬会社で働くと組織変更がある事も1つです。
そのタイミングでコントラクトMRを全員打ち切った…そんな話もよく聞きますからね。
正社員だった時、この組織変更は自分がどこに配属されるのかだけが気になりましたが、コントラクトMRになって、シビアに雇用に不安を感じます。
どんなに優秀でも会社都合であれば、契約延長は難しく、契約が途中で切れてしまいますし…
この組織変更で契約が途中で打ち切られるコントラクトMRもいますが、生き残るMRもいます。
過去から判断してもコントラクトMR全員の契約が打ち切られることはありません。
そして残った社員は高確率で転籍で社員になります。
この転籍という結果が物語るように、組織変更のような人を削減しなければいけないポイントで会社は人を選別して残しています。
事実ですし、この部分を理解しないと転籍は難しいですね。
実体験やインタビューを通じて記事を書いていきます。
それでは本編をお楽しみください。
目次
製薬会社の組織変更があっても生き残れるコントラクトMRになろう!
どんな厳しい組織変更でも生き残るコントラクトMRになりましょう!
生き残るために必要な事は以下の3つです。
シンプルかつ当たり前の事ですが、日々の積み重ねなので、毎日毎日を無駄にせずに活動しましょうね。
組織変更というイベントは突如、降りかかってきます……
・派遣先の会社に評価される
・CSOの評価を高める
・継続して働きたい(転籍したい)ことを両社に言い続ける
上記3つのポイントを解説していきます。
派遣先の会社に評価される
組織変更する会社である派遣先の会社に評価されることが一番確実な条件です。
具体的には支店長に評価される必要があります。
所長で評価される必要はありますが、多くの場合支店の人事権は支店長がもっています。
「あの地区はユウトに担当してもらいたい!」
ここまで支店長に思ってもらえれば、組織変更があっても100%会社に残ることができます。
支店長がMRと接する時、社員であれば所長になったらどんな営業所になるだろうか…コントラクトMRであれば社員になったらどんな働きをしてくれるだろうか…
こんな事を思いながら、社員と接しているようです。
支店長の立場を考えながら活動すると色んなヒントがもらえます。
ちなみに評価を高める方法については、以下の記事を参考にして貰えれば嬉しいです。
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CSOの評価を高める
派遣元に評価されればいいじゃん!と思われるかもしれませんが、CSOからの評価も高める必要があります。
理由は組織変更時のコントラクトMRを選ぶのには、パターンが2通りあるからです。
②組織変更が決まる→あの地区に1人派遣して欲しいと連絡がくる
指名があり or なしが①と②の違いです。
組織変更の場合、多くの場合は①ですが、少なからず②のケースもあると聞きます。
②の場合、CSOが考えるのが「クライアントに満足してもらえる人材を輩出する事」です。
人材に満足してもらえれば、人員が必要になった際、次の新たなチャンスもあります。
その時のために、優秀な人材を送り込みます。
大手製薬会社の案件は昔ほど少なくなってきていますし、失敗はしたくない…と思うのが組織として当然の考えです。
ですので、②の場合に備えて、CSO側の評価も高めておく必要があります。
継続して働きたい(転籍したい)ことを両社に言い続ける
これが、一番重要なポイントかもしれません。
最終的には自身の希望が優先されますが、転籍を目指すのであれば、意思表明は必要最低限必要かと思います。
どんなに優秀でも欲しくなければ、違う人を選びます。
まるで野球のポスティング制度のようですね。
メジャーに挑戦したい!と自身の意見を公表して、メジャー球団が入団に向けて本格的に動いてくれます。
メジャーに挑戦する気もない、国内でプレーする事を望んでいる選手を無理やり獲得しようとする球団なんていませんよね。
組織変更の際、指名が入ろうとも入らなくても本人にその気がないと会社は動いてくれません。
そもそもCSOの中でコントラクトMRとして働いた時、どういったキャリアを考えているのか…その辺は伝えておく必要があると思います。
【実体験】組織変更がある製薬会社とCSOの表面上の動きと裏側
組織変更時の生き残り方について書いていますが、実は僕も経験があります。
今までは製薬会社の社員として組織変更を経験しましたが、今回のコントラクトMRでの組織変更は全く違うものでした。
正社員であれば、自分はどの部署に配属になるのか?勤務地は?という不安があります。
コントラクトMRは、雇用の心配をダイレクトにします。
このまま同じ会社で働けるのか?契約が途中で切れるんじゃないだろうか?切れるとすれば、自分はどのプロジェクトに行くのか?
こんな心配です。
いろんなコントラクトMR(自社や他社問わず)と話しているうちに表向きの説明と裏側を教えてもらいました。
参考になるのか分かりませんが、こんな感じで進んでいます。
契約が途中で切られたコントラクトMRへの説明
1年契約で、組織変更に5ヶ月早く契約が破棄された先輩コントラクトMRについて書いています。
・30代半ば
・後発品MRからコントラクトMRに転身
・初めての先発メーカーのプロジェクト
契約が途中で打ち切られることをCSOのマネージャーから聞いたのは、先発メーカーで組織変更があることが表明された次の日でした。
緊急Web面談があり、CSOのマネージャーや幹部など3者面談だったと聞いています。
その後にCSOマネージャーから派遣先の所長に連絡が入り、翌日にはオープンになっています。
本人には次のように説明されています。
「どうしても組織変更で変更後の人数が足りてしまって、今回は申し訳ありません…」
今回は縮小向けの組織変更だったので、仕方がありません。
しかも先輩は都市を担当していたので、社員にも人気が高い都市はすぐに埋まってしまうのでしょうね…
田舎を希望している僕は「こんな僻地、希望する人は少ないだろうし、僻地希望でよかった☆」と思っていました。
ちなみに先輩コントラクトMRは後日、対面での面談で現状説明や今後の希望を聞かれたそうです。
ここで、気になるのが先輩のコントラクトMRの打切りは、
①誰が決めたのか?
②CSOのマネージャーと派遣先の所長はどちらが早く知っていたのか?
です。
【裏側】支店長は選別したと明言
僻地希望で運良く残れた……と思っていた僕ですが、1か月後支店長と同行する時がありました。
その時に言われたのが、
「ユウトには絶対残って欲しかったから、継続を本社に出しといたよ」
まさに「①あの地区をユウトに任せて欲しいと指名でくる」のパターンでした。
支店長は続けて、
「俺も営業だから、数字を残せる人材 or 数字は厳しくても何か数字が上がりそうな雰囲気の人材に担当して欲しい」
「正直、社員でもモチベーションが低く、どうしようもない奴もいるし…」
コントラクトMRの僕にここまではっきり言ってくれる支店長に頭が上がりません…
支店長の駒だ!と言われればそれまでですが、コントラクトMRである僕の立場でここまで評価してくれたら本当に嬉しいです。
会社によってその会社のカラーはあると先輩コントラクトMRに聞きますが、このようにしっかり評価してくれる会社もあります。
この状態になれば、組織変更があっても、指名が入るので100%残れます!
おそらく都会でも地方でも関係ないと思いました。
先輩コントラクトMRには申し訳ないのですが、実際、、、都会でも残っているコントラクトMRはいます。
憶測じゃなく、事実にしっかり向き合う事も転籍を目指すうえで重要です。
そんな存在になれれば、転籍も見えてきているんじゃないでしょうか……
まとめ
くり返しですが、組織変更があっても契約が延長されるコントラクトMRはいます。
経験から生き残るコントラクトMRに必要な要素は以下の3つと断言できます。
・派遣先の会社に評価される
・CSOの評価を高める
・継続して働きたい(転籍したい)ことを両社に言い続ける
当たり前の事ですが、それができないコントラクトMRと正社員MRがいます。
毎日コツコツ頑張れば、道は開けてきますので、MRという仕事を楽しみながらガンガン活動していきましょう!
最後までありがとうございました。