当時の研修部に直接聞いた!新人MRの配属地はこうやって決まる…裏側を一挙公開
こんにちは、ユウトです。
会社に10年以上勤めていると、自然と会社の中で顔が広くなっていきます!
さて、先日以下のツイートをしました。
社内の研修で、新卒導入研修時代の研修部の方と一緒になりました。
今はMRに戻られて、楽しく仕事をされています。
めちゃくちゃ懐かしく、話も盛り上がり、色々と当時の話をしている中で、新人の配属地の決まり方などを聞いちゃいました☆
— ともちん (@yutomr55) February 17, 2019
社内の研修で、新卒導入研修時代の研修部の方と一緒になりました。
今はMRに戻られて、楽しく仕事をされています。
めちゃくちゃ懐かしく、話も盛り上がり、色々と当時の話をしている中で、新人の配属地の決まり方などを聞いちゃいました☆
新人には一番気になる配属地について切り込んでいきます。
時代や会社によって違うと思いますので、1つの意見としてお楽しみください。
あくまでも10年ほど前の大手外資系製薬会社の配属地の決まり方です。
目次
当時の研修部に聞いた!新人MRの配属地はこうやって決まる!
相変わらず闇の部分も多いですが、僕が新人当時、以下の流れで決まっていたそうです。
①採用面接時に、特長はまとめられている
②各支店長から「要望シート」が提出される
③OJTで振り分けられる
④支店長が判断して配属地が決まる
①採用面接時に、特長はまとめられている
採用面接時点で特長はまとめられていたそうです。
卒業大学などの表面的な事から採用に至った経緯、特長などが書かれているそうです。
研修部がその書類を見ることはなく、人事の人から噂で聞いたと教えてくれました。
で、、、僕たち新人の間で都市伝説になっていた、新人研修の態度が配属地に影響を及ぼすことは、あり得ないと100%否定されました。
そもそも研修部が、会社に提出するレポートも新人1人1人を付けることはありません。
新人研修を担当している社員は、研修全体の運営・MR認定試験の合格率について評価されると言っていました。
確かに人事部じゃなく、研修部なので社員の人事でなく研修を担当する部署なので納得です。
ですので、研修部が新人研修の態度を評価して、地方などに飛ばす?ことはあり得なく、個人の配属地に対して人事から相談されたこともないと言っていました。
初任地関係の仕事は、人事から送られてきた書類をパワーポイントでまとめて発表をするくらいだそうです。
②各支店長から「要望シート」が提出される
新人の配属地に一番の影響を与えるポイントは支店長の意見です。
もちろん支店長が1人1人の新人がどんなキャラクターで、どんな人柄なのかは知りません。
現場で忙しいのに、新人研修にいくこともありません。
そこで参考にされるのが、採用面接時のレポートと支店長の意見です。
支店長の意見は「薬学部が欲しい、〇人欲しい」などザックリした要望シートを人事に提出するらしいです。
どこまでその要望シートの意見が通るのかは不明ですが、支店長と人事のコネクションの強さで決まると言っていました。
例えば、人事の人と支店長が元上司-部下の関係で、関係も良好な場合はお世話になった支店長に要望通りの人材を配属してもらおうと思うのは当然です。
こんな感じで、要望に即した人材がOJTとして一度現場に配属されます。
③OJTで振り分けられる
OJTの目的は色々ありますが、支店長にとっても重要なイベントです。
部下になるかもしれないメンバーを自分の目で確認できる唯一のチャンスだからです。
僕がOJTで配属された時、当時の支店長と30分程度面接がありました。
面接の内容は以下の通りでした。
❶支店の軽い自慢
❷地方だけど大丈夫?
❸仮に支店の中ならどの営業所が希望
❹同行をしてみた感想
❸に関しては、希望する理由など具体的に聞かれました。
④支店長が判断して配属地が決まる
❸を踏まえて、支店長が人事にこのメンバーを支店に欲しいと希望を提出します。
問題がなければ、無事配属になります。
この支店長の希望を人事に出す事は、支店長が会社を定年退職されてから聞いた事なので100%確証を得ています。
ユウトを支店に採用したのは俺だ!と豪語していましたからね☆笑
ちなみに僕はとある地方の支店に7人OJTとして新人が配属されましたが、正式には4人だけその配属先に決まりました。
残りの3人は他支店を希望しており、2人は希望通り、1人は全く関係ない支店に配属されていました。
結局、希望勤務地に配属されても、されなくても問題なし!
同期には、東京出身者が大阪に、大阪出身者が岩手に、神奈川出身が島根に、山形出身が鹿児島に…
こんな感じで僕の年代は全く希望を聞いてもらえず、多くの同期は人生で行った事のない場所に配属になりました。
例外なく、僕も行った事がない地方に配属。。。
最初は不安続きでしたが、上司・先輩や他社の同期と仲良くなり、半年後には馴染んでいましたね…笑
ちなみに、配属地が嫌で配属直後に辞めた人は1人だけで、凄く希望地を叶えたい人は3年くらい続けて業界内で転職していきました。
幸いにも製薬会社のMRは、業界内の転職が多いので、最初の配属地に関しては深刻に考えなくてもOKです。
それより転職の条件に3年以上のMR経験が必要になる案件が多いので、仕事を頑張る期間を3年と決め、転職できるネタを作った方が無難です。
一生懸命仕事をして、数多くの仕事を経験することが希望勤務地への道に繋がります。
で、転職してでも勤務地を叶えたいのであれば、転職サイトに登録する必要があります。
その時、注意しないといけないのは、エージェントによって善し悪しがあることです。
ハイクラスの転職サイトであれば、質が高いエージェントが多いのでおススメです。
具体的には、ビズリーチですね。
関連記事:【年収600万円以上のMRが損しないための、おススメ転職サイト5選】
もし会社内で希望の勤務地に移動したければ社内の評判を上げよう
人事の話は飲み会の席で決まるって言われています。
とあるマーケティングの方と話している時、支店長とマーケティングの飲み会に誘われて行った時に、決まったとおっしゃっていました。
最終的に人事異動なんて、人が決めるので社内で評価の高いMRに希望通りのチャンスを与えようと考えるのは自然の事です。
つまり、大切な事は2つあって
①社内でデキるヤツとして評価を受ける
②自分の希望を支店長・上司・周りに言い続ける
これさえクリアすれば、後は支店長に希望通りの移動を叶えてもらえるよう頑張ってもらうだけです!
間違いなく、初任地は思い入れが残ります!
人生一度きりなので、悔いのないように自分の人生を歩んでいきましょうね!