MRでうつになる人はいます。だけど、理由の多くは激務じゃなくて目的を失うからです。
こんにちは、ユウトです。
子どもと遊んでいると純粋な心にいつも勉強させられます。
さて、先日以下のツイートをしました。
MRやってると異業種の友人からは、うつになる人多いよね…大丈夫?と心配されます。
ホワイト企業でうつなんて考えられない!と思っていましたが、過去2人だけうつになり退社された方がいました…
— ともちん (@yutomr55) February 21, 2019
MRやってると異業種の友人からは、うつになる人多いよね…大丈夫?と心配されます。
ホワイト企業でうつなんて考えられない!と思っていましたが、過去2人だけうつになり退社された方がいました…
製薬会社は超ホワイト企業なんですが、うつ病になる人がいます。
他業種の大企業のサービス残業問題が明るみになりましたが、製薬会社はモチベーション悩みがありそうです。
では上記ツイートを考えていきます。
目次
MRでうつになる人はいます。だけど、多くの理由は激務じゃなくて目的を失うからです。
多くのMRは目的を失って、モチベーション低下している状態で、営業数字が悪い時・上司になった時にうつになってしまいます。
これって時間外勤務〇〇時間と違って、数字に表しにくいので問題になりにくく、非常に厄介です…
ちなみにWikipediaで、うつ病は以下のように説明されています。
「ほとんど1日中、ほとんど毎日の」の抑うつ気分、あるいは興味、喜びの著しい減退のほか、「ほとんど毎日の」不眠あるいは過眠、易疲労性、精神の焦燥や制止、無価値観や罪の意識、思考力や集中力の減退、体重の減少や増加、反復的な自殺念慮などがみられる。
MRは激務?MRの一日はこんな感じです。
うつ病には様々な原因が考えられます。
まず考えられるのが、激務が原因で精神的に追い詰められてしまうパターンです。
10年以上前は、MRの仕事は激務でした。
書類関係に加え、接待が頻繁に行われていたと聞きます。
それが原因で精神的にダメージがきて、うつになるパターンもありました。
ただ現在、この激務の問題に関しては、どの領域・部署に関わらず、ほぼゼロと考えてもらってOKです。
人の健康を取り扱うヘルスケア企業なので、自社社員の健康を脅かしてしまうと、優秀な社員も入社してこないですし、社会的イメージも悪くなるためです。
詳しくは、下記の関連記事をご覧ください。
関連記事:【MRの1日の流れを公表[ネット検索の95%はブラック・激務のイメージを検証してみた]】
目的を失うことで、仕事へのモチベーションが低下している
うつ病になる理由は様々ですが、最終的に心が病んでしまう病気です。
心は気分によって変わりますし、モチベーションによって左右されます。
1週間(7日)のうち5日は仕事をしているため、仕事に対するモチベーションは人生に大きく関わってきます。
このモチベーションを高く保つ事ができれば、プライベートも楽しく過ごせる可能性は高くなります。
ただ……近年MRの業務の中では、高く保つのが難しい時代に突入しています。
間違って欲しくないのは、MRが悪いのでなく、どうしようもない製薬業界全体の流れがあり、非常に厳しい時代に突入している事を理解するべきです。
あなたは何も悪くありません!
【モチベーションを高く保てない理由】
・病院の訪問規制で医師に会えない
・接待禁止
・講演会の様々な規制
・提供できる資材が厳格
・スライド作成なんてご法度
こうなるとルーチン作業を永遠と繰り返すようになります。
数か月間、本社の求めるアクションが変わらない部署は多くありませんか?
これがモチベーションを高く保てない一番の理由です。
人間は感情の変化が楽しいと感じれる生物です。
・彼氏、彼女ができた時、嬉しくありませんか?
・4年に1回のワールドカップで盛り上がりませんでした?
ルーチン作業が定年まで続くと思う萎える…
後輩が言っていた言葉です。
現場で勤め上げようと思っているMRは約40年、同じ仕事を繰り返します。
もちろん製品は変わるので、多少なりとも面白さは出てくると思います。
それも長続きしません…
次第にモチベーションが低くなり、精神的にはぐらぐらしている状態です。
こんな時、数字が悪いと気分も乗りません…
上司になれば、よくある中間管理職の辛さがあります…
モチベーションが極度に低い人は、驚くほど簡単に崩れることを目にしました…
早めの対策が大切です。仕事&人生に目標を持とう!
こうならないために、一定のモチベーションを保つことは凄く大切だと思っています。
仕事は人生の中で大部分を占めるので、できればプライベートの目標とともに仕事の目標を持つことで、モチベーションを高く、楽しい人生を歩めると思っています。
参考までに、僕が仕事のモチベーションにしている事を3つお伝えしたいと思います。
【僕が実践している仕事のモチベーションを高く保つ3つの方法】
①患者さんベースでの話し込み
②ブログで情報発信
③市場価値を考える
①患者さんベースでの話し込み
会社が求めるアクションはあります。
だけども、MRである以上医療チームの1員として患者さんが役に立つ情報を先生に伝えたいと思っています。
その為には、患者さんベースでの話し込みが重要で、これさえしっかりできればモチベーションは保つことができます。
なぜなら、外来毎の患者さんの変化をしれば、まるで自分が変化しているようで色々な対策を自然と考えるようになります。
希少疾病なら患者さんベースの話し込みになりやすいですが、プライマリーでも呼吸器領域は患者ベースの話になりやすいと同じエリアの外資系MRに教えてもらいました。
経口薬や注射薬と違い、吸入薬を扱うため患者さんの困っている事や課題を薬剤師や看護師の方から頻繁にリサーチするそうです。
自ずと医師ともデバイスの話から患者ベースの話になり、やりがいはあるよと教えてもらいました。
しかもデバイス自体に特許があるので、利益も出しにくく後発品が参入していきにくい領域になります。
呼吸器を専門とする会社は、意外におススメだと感じました。
②ブログで情報発信
情報を発信することで、色々な方からご意見・ご感想を頂きます。
勝手に自分の意見を発信しているだけなんですが、それに反応してくれるのがすごく嬉しいです。
中には感激しました!!なんて嬉しすぎるコメントを頂く方もいます。
インターネットの世界で多くの人と繋がることができて感無量です。
引き続き、よろしくお願い致します!
③市場価値を考える
可笑しな話ですが、常に転職を意識しています。
自分が転職市場に出た場合、市場からはどのような評価を得られるのか?
業界の波に乗れているのか?
こんな感じで定期的にチェックしています。
もちろん冷やかしでなく、良い案件があれば面接を受けるつもりでいますし、そのつもりでエージェントの方にもお話を通しています。
おススメの転職サイトもまとめていますので、ご興味のある方はご覧ください。
どれか1つと言われれば、ビズリーチがおススメですね。
関連記事:【年収600万円以上のMRが、損をしないために必ず登録しておきたい転職サイト5選】
こんな感じでMRのモチベーションを保ちつつ、楽しんでMR生活をエンジョイしています!
自分なりの仕事のモチベーションを見つけて、医療に貢献しましょう!