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【転職経験ゼロMRのキャリアについてエージェントと対談】怒涛の70分間を全て公開!!

今回ビズリーチに登録しているエージェントと昨今の製薬会社転職事情について情報交換をしました。

今後のMRのキャリアについて読者の皆様にも共感できる内容じゃないかと思い、ブログとしてアップしようと考えました。

 

そもそもエージェントに相談しようと思ったキッカケは些細な事でした。

友人がオンコロジーに転職したんです。

彼はオンコロジー領域が未経験のプライマリー領域一筋の10年プレイヤーです。

そんな彼がオンコロジー領域への転職を成功させたのです。

年収も100万円アップです。勤務地も希望通りです。

 

彼曰く「プライマリーは正直疲れた。。。今後は患者さんベースの話をしながらMR活動をしたい」

 

プライアリーの特有の勝ち負けの世界から患者さんへの貢献の話をメインにしたオンコロジー領域へのキャリアの変換にチャレンジしました。

同じように思っているMRって、きっと多いと思います。

きっとお役に立てる情報があるので、ご自身に照らし合わせながら参考にして頂ければ幸いです。

 

なお、この記事はビズリーチの無料会員の僕がビズリーチ登録エージェントに相談した内容です。

これが無料で受けられるなんて、、、、ステキです!

【ビズリーチに無料登録する方はこちらからどうぞ】

 

このブログを読んで欲しい人
・転職未経験の15年目以下のMR

・今後のキャリアに不安なMR

・プライマリーMRで疲れている人

・薬剤師などの資格がなく、MR一本で今後も生きようと思っている人

 

こんなMRが一番真っ先に早期退職・リストラの対象になります

「同じ会社で10年以上のプライマリー領域MR」

いざ早期退職のアナウンスが流れると、まっさきに早期退職の対象になる社員の特長です。

 

今まで同じ会社に貢献してきた!この会社が好きだ!などの個人の意見を会社は聞いてくれません。。

個人的には長年働いてきた人をもっと大切にして!!と思いますが、会社は思っている以上にドライです。

 

多くの製薬会社の早期退職の条件に「3年以上在籍している」の記載があります。

新入社員も3年以上働かせろ!!と言われています。

その理由は約3年働くことによって、その人の教育費などの経費を売上で回収できるからと言われています。

言い換えれば3年働けば、会社にとってはいつ辞めてもらっても構いませんよ!と言われています。

 

自分の上司は転職組?たたき上げ組?

そんなハズはない!!と僕は思っていました。

外資で働いていても、やっぱり日本人だし、日本の風土(終身雇用)を大切にしていると次の事実を知るまで信じていました。

 

「(自分の)上司が転職組が多い」

 

僕の支店の約80%が転職組です。支店長の約75%も転職組です。社長は100%転職組です。

 

僕自身、所長になりたい、支店長になりたい、社長になりたいという願望はありません。

むしろお断りしたいくらいです。

ただ、会社の上は転職組が占めている事に、日本の風土を大切にしていると思っていた僕の考えは理想郷になっていることに気付かされました。

 

なぜ製薬会社の所長は転職組が多いのか?

多くの経験をしてきた人の方が新しい血(文化・風土)を入れられるため、会社は好みます。

なぜなら、MR業界は転職が当たり前であり、転職によってお金では買えない経験値を多く手に入れているからです。

そのため40歳で転職のある人とない人では、ある人の方が市場価値は格段に高くなります。

まるで40歳で童貞であれば、ホモ疑惑など彼に何かあるんじゃないか?と疑いの目を向けることに似ています。

 

僕が入社した時にお世話になっていた先輩方は??

まだ同じ会社で働いている方も多いですが、実は早期退職で辞められた(辞めさせられた)方が多くいます。

しかも1人ではありません。領域を越えれば10人ほどいます。

彼らは薬剤師に転職したり、後発品会社のMRとして働いていますが、後発品MRの先輩は辞めるべきではなかった。。。と口を揃えて言います。

後発品MRだと欠品対応が想像以上に大変らしいです。

武田テバでさえ、販売中止祭りが毎年行われています。。。

そもそも会社の社会的信用が低く医師に面会できないらしいです。(名刺を出して面会している僕からすると想像しにくいですが、、、)

 

だから5~15年同じ会社に在籍している20、30代の若手・中年MRはキャリアの岐路に立たされていると僕は感じています。

もちろん僕自身も同じことが言えます。。。

 

プライマリー領域の将来が不安なMRの感覚は一般的

プライマリーMRが不安だという問いに説明は愚問ですが、1つデータをご紹介します。

今後のパイプラインの数をIMPMAが発表しています。

代表的なプライマリー領域の循環器と糖尿病を合わせてもガン・神経・感染症・免疫に数で負けます。

ブロックバスターの花形商品の代表例のARBが後発品になり、MSD・ノバルティス・武田・第一三共・ベーリンガー・アステラスは早期退職を実施し、新入社員の人数も抑えています。

今、プライマリーの代表例であるPPIや糖尿病、抗血小板剤の最後のプライマリー時代も数年後には終了し、新たな時代が来ることは誰の目から見ても明らかです。

その時代の波に乗れるかどうかで今後、製薬業界で働けるかどうかの岐路に立っていると言っても言い過ぎではありません。

 

プライマリーMRはヤバいという感覚がマヒしてしまっている

プライマリーMRは皆、ヤバいと口を揃えて言いますが、何か行動を起こしているのか?を聞くと何もしていないと言います。

なぜなら、周りがしていないから、、、

プライマリーMRは「会社は潰れないので、大丈夫だ」と言います。

 

先ほど、早期退職の対象になりやすい人の特長を書きましたが、

「同じ会社で10年以上のプライマリーMR」が一番対象になりやすいです。

それは既に早期退職で辞めていった先輩を想像したら、当てはまるんじゃないかと思います。

 

そうならないためにも、今から行動することが大切ですし、未来を予想して動くことでそれを免れることはできます!

 

自分のキャリアについて考えてみよう

それじゃ転職だ!これからはベンチャーだ!などと安易な考えはお勧めしません。

しっかり自身のキャリアを考えた上で、転職先を選んでいく事が重要なんです。

 

例えば、ずっとMR(現場)で働きたいと思っていたら、プライマリーMRは厳しいです。

なぜなら人は減少。若くて活気のある若手MRと競い合わなければなりません。

おっさんMRが使い物にならん!!と思った事ありませんか?

数年後、自分がそのおっさんMRにならないように若いMRと活動面も併せてハイパフォーマンスを出さなければならないんです。。。

それが厳しくなるので、多くの人は管理者になります。

主に管理者は部下の育成を念頭に置いて活動するため、自身がハイパフォーマンスである必要がなく、組織としてうまく円滑に回すことができればOKなんです。

大企業なら管理者の椅子も多いですが、ベンチャー企業などは椅子の数が限られています。

そのため管理者になりたくても(MRとして働くのが厳しくなってきても)、椅子がありません。。

しかも、椅子ができたとしても転職組がその椅子に座る可能性が大です。

 

自身のキャリアをしっかり見据えた上で転職をすべきだとエージェントは自身の経験から言ってくれました。

 

旬なMRの転職事情

外資への転職が多いそうです。

内資の案件が少なくなってきているのも事実ですが、それ以上に内資の経営体制が非常に厳しくなってきている事を肌で感じるため、売上・研究開発費の多い外資に異動するケースが多いです。

大手・ベンチャーは問いません。

ただベンチャーへの転職は30代後半~40代前半が多く、30代前半は大企業間での転職が基本になります。

それも自分が経験した領域の転職が基本になってきます。

ただし、入社5年目などの若手MRや大学病院経験者だと未経験分野でも転職が可能になるケースも稀にあり、そこはエージェントとの相談になるそうです。

 

一気にベンチャー企業への転職は難しい

現在、外資系ベンチャーを希望する大手製薬会社のMRは多くなってきているそうです。

ただ簡単には転職はできないと言っていました。

 

即戦力を望んでいるためです。

さらに会社は広大なエリアを任せるだけのマネジメント能力も求めてきます。

 

こうなった時に、大手製薬会社のMR(特にプライマリーMR)は不利になってしまいます。

年齢が30歳前半なら尚更難しくなってきます。(どうしても上記条件から30後半~40歳前半が適齢期とされています。)

 

一度、大手製薬会社のスペシャリティ領域を経験するのは大いにあり!

ベンチャーの楽しみもあり、どうしてもベンチャーに入りたい人も多いです。

そんな時は一度、大手製薬会社のスペシャリティ領域にチャレンジして、3年後に外資系ベンチャーにチャレンジする方が入社できる確率が高まります。

領域も免疫領域だと幅広く転職が可能になるので、お勧めです。

例えば免疫と言っても間接リウマチやアトピー性皮膚炎、喘息などさまざまな免疫疾患があります。

免疫領域を経験することでMRの市場価値は高まり、自ずと転職活動もラクになるケースがあるためです。

 

なかなかベンチャーに受からない人は、もしかすると一度大手製薬会社のスペシャリティ領域を経験してから移動した方がよい可能性があります。

 

ちなみに最後にエージェントが20代の日本人の転職率が低い事をぼやいていました。

転職することのイメージはまだまだ悪いようです。

しかし、企業側からすると「経験」という意味で魅力的に写り、逆に40代で転職0は敬遠するそうですよ。

 

 

それでも同じ会社・プライマリーで生きていく人の特長

データから今後のプライマリーは厳しいです。。。

ただ領域にも合う合わないがあるので、プライマリー領域が合う人も当然います。

その人の特長は、

・負けず嫌い

・THE 営業マンの売り方が好きな人

の人があっていると十数年エージェント業務をしているプロは言っています。

 

それ以外の人は、活発になるであろう他領域にチャレンジしてみても良いと思います。

 

まとめ

ずっと同じ会社で働いている人は早期退職の対象になりやすい

会社が潰れない=自分も安心の考えはヤバイ

自身のキャリアを考えて転職をすべき

外資系製薬会社への転職を基本に考えて間違いなし

ベンチャーMRは管理職になりにくい

 

今回ビズリーチのエージェントと話した内容をまとめました。

とにかく転職は1~2回した方がよいとの結論に至りました。

色々なキャリアはあるので、どれも自分が納得できるものであれば自己責任でどんどんチャレンジしていく価値はあると感じます。

これからは会社の力でなく、個人の力で生きていかないといけない時代に突入しています。

 

注意点として、もちろんエージェントは転職をさせれば自分に報酬が入るので転職を促します。

ですので、しっかり自分自身の軸を決めて転職活動(転職の情報収集)を行う事をお勧めいたします。

 

今回ビズリーチのエージェントと話をしました。

無料でもこれくらいの情報はどんどん提供してくれますので、めちゃくちゃおススメです。

まだ未登録の方はビズリーチへの登録をおススメします。

【ビズリーチに無料登録する方はこちらからどうぞ】

 

 

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ユウト

ユウト

大手外資系製薬会社に10年超→コントラクトMRに転職したユウトです。
妻子ありの地方在住MRです。
僕自身が小児喘息で、それがキッカケで薬の世界に入りました。
趣味はMR、資産形成(お金の殖やす方法)、マイルで家族旅行です。
何か記事で気になることがあれば、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。(お答えできる範囲でご返信させて頂きます。)
連絡先:yuto.mr55@gmail.com
Twitter:https://twitter.com/yutomr55

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