必ず知っておきたい!MR認定試験を合格するための対策6か条+おまけ(新人研修Ver.)
「MRの新人の第一関門はMR認定試験に合格する事ですよね!
まじ合格したいっス!その秘伝の技。。。。包み隠さず教えてください」
大手の製薬会社なら90%以上の確率で合格するのがこのMR試験です。
ただ舐めてかかると落ちてしまいます。。。
MR活動には必須ではありませんが、一度落ちてしまうとずーーーっと言われます。。。(ネタになって良いかもしれませんが、、)
5年ほど前からMSもMR認定試験を受験し、卸も製薬会社の製品を先生に紹介できるMSを目指しています。
(実際問題は置いておいて、、、)
そんなMR認定試験を絶対に合格するためにすべき6項目を新人社員にお伝えしていきたいと思います!
さらに、合格後にすべきアクションをおまけとして書いていますので、そちらも併せて行動に移してもらえれば嬉しいです。
目次
- MR認定試験を合格するための対策①:薬剤部の人と仲良くなる(研修中)
- MR認定試験を合格するための対策②:現場に出るまではとにかく仲間づくり(研修中)
- MR認定試験を合格するための対策③:得意分野を作っておく&苦手分野を失くしておく(研修中)
- MR認定試験を合格するための対策④:模擬テスト、過去問を中心に解く(MR認定試験アプリもある!)
- MR認定試験を合格するための対策⑤:ひたすら繰り返す。そして仲間とシェアをする
- MR認定試験を合格するための対策⑥:残り1か月は第一優先に勉強を考える。認定試験直前の1週間は休みをもらう!
- 【ここからは確認】MR認定試験を再確認してみよう。相手を知ることは重要です!
- 【おまけ】MR認定試験に合格!!その後にすべき行動とは、、、
- まとめ
MR認定試験を合格するための対策①:薬剤部の人と仲良くなる(研修中)
最近入社の人は薬学部出身の人が多いかもしれませんが、彼らと仲良くなることは非常に重要です。
分からないところを丁寧に教えてくれます。
大学時代、5年生までは遊んでいた人も多いかもしれませんが、6年生の最後の1年はマジで勉強漬けです。。
なぜなら卒業試験で留年することは、珍しい事ではありません。
大学として薬剤師国家試験を合格させなければ、合格率を受験者にアピールできないため合格率を上げるために一定数の受験者数を卒業留年させるのです。
だから薬学部出身のメンバーは6年生は死ぬほど勉強しています。
さらに薬ゼミと言われる塾講師によって、非常に分かりやすく知識が整理されています。
初めて薬に触れる人にとっては薬の知識は初めての情報ばかりです。
自分一人で教科書とにらめっこをして、勉強してるよりも薬剤師の人に抗議してもらった方が1000倍分かりやすいですよ!
MR認定試験を合格するための対策②:現場に出るまではとにかく仲間づくり(研修中)
薬学部の友達も重要ですが、やっぱり友は支えになってくれます。
良きライバルにもなりますし、認定試験だけでなく、認定試験終了後も悩みや不安を気軽に相談できるのは同期入社しかいません!
僕も会社が違っても、今でも同期入社のメンバーとは仲良くしています。
約10年間付き合いしている&情報交換している同期は、もしかするとMR認定試験に合格するよりも大切な事なんじゃないかと感じます。
MR認定試験を合格するための対策③:得意分野を作っておく&苦手分野を失くしておく(研修中)
全3教科受験する人にとってどれも満遍なく最初からするよりも得意分野をいくつか作っておくとめちゃくちゃラクです。
理屈から言うと疾病と治療の範囲が広いので、この分野を得意分野とすると一番理想的です。
ただ医薬品情報、MR総論どちらかが得意分野であっても、ラクですよ!
そして同時に苦手分野を失くしておくことも重要です。
結局、研修で認定試験の勉強をしますが、研修後半は製品研修がメインになります。
MR認定試験の勉強なんて二の次になってきます。
ですので、最終的に残りの1か月の追い込み受験になってしまうんです。
僕は先輩から得意先を回らなくても良いから勉強しろ!と言い続けられました。
その時に聞いたことがない分野(苦手な分野)が多くあれば、焦りますし、時間がかかります。。。
覚える必要はないですが、読んで理解できるレベルまで研修中に仕上げておきましょう!
MR認定試験を合格するための対策④:模擬テスト、過去問を中心に解く(MR認定試験アプリもある!)
受験勉強でもそうだったかもしれませんが、結局過去問題が中心になります。
過去問題の周辺知識を固めておけば、合格率はググっと高まります。
僕は認定試験の過去問題や模擬試験を完璧にして、間違った問題は1冊のノートにまとめていました。
そのノートに周辺知識なんかも詰め込んで、試験前はそのノートしかしませんでした。
結局最後の最後まで新しいことして点数を稼ぐよりも、今の自分の実力を100%発揮できる勉強方法にした方が受かることを大学受験で経験していたからです。
MR認定試験を合格するための対策⑤:ひたすら繰り返す。そして仲間とシェアをする
基本的なMR認定試験に大切な事や勉強方法は①~④にまとめました。
これをひたすら繰り返すことが大切です。
少し認定試験とは話が変わってしまいますが、会社でも出世する人間と出世しない人間があります。
この両者に決定的に違うことがあります。
それは上司へのコミットメント力だと思っています。
出世する人は当たり前の事を当たり前のように、こなします!
圧倒的な存在感で、スーパーマンみたいに数字を劇的に伸ばす人もいるかもしれませんが、僕はまだ出会ったことはありません。
ほとんどの人はスーパーマンでもないですし、コミットメント力も中途半端なんですよ。。
だからこそ基本行動を繰り返す、それが圧倒的な差に繋がってくると確信しています。
だから基本に決めた事をやり続けることで、結果は付いてくるんです。
そしてそれを同期の仲間とシェアすることで、格段と同期とも仲が良くなるのでその後のMR活動にも活かせますよ!
MR認定試験を合格するための対策⑥:残り1か月は第一優先に勉強を考える。認定試験直前の1週間は休みをもらう!
MR認定試験まで残り1か月は認定試験勉強を第一優先にしましょう!
過去問題や模擬試験を中心に見返し、問題を解きまくります!
わからない時は教科書や薬ゼミからもらう資料を見返しましょう!
そして、最後の1週間は休みをもらいましょう!(理想)
2日くらいリフレッシュして、3日間追い込んでも良いですし。
5日間勉強漬けにしても良いでしょう!
とにかく休みをもらって、自分でコントロールできる環境を作りましょう!
あとは本番に向けて悔いのないように100%力を発揮できる体調管理も重要です。
【ここからは確認】MR認定試験を再確認してみよう。相手を知ることは重要です!
対策は前編で共有させて頂きました。
会社からMR認定試験の概要なんかはシェアされていると思いますが、抜け漏れ対策としてMR認定センター公式HPから抜粋してMR認定試験の概要をまとめていきます。
確認程度にどうぞご覧ください。
MR認定試験の日程などの確認
第25回MR認定試験 12月9日(日)
結果送付:2019年1月下旬
会場:東京、大阪の2会場(配属先の近い会場になる可能性大)
合格者認定試験発送:2019年4月中旬
MR認定試験の科目の確認
受験科目(薬剤師1科目)
医薬品概要 80問 80分
受験科目(その他3科目)
医薬品情報 80問 80分
疾病と治療 110問 110分
医薬概論 80問 80分
MR認定試験の過去の合格率
第24回(2017) | 第23回(2016) | 第22回(2015) | 第21回(2014) | 第20回(2013) | |
合格率 | 69.8% | 71.9% | 73.1% | 74.4% | 70.9% |
直近の5年間の合格率を示しています。
MR認定試験の難易度は難しい。。。と思われるかもしれませんが、実際にはMSも受験しているため、低くなっています。
感覚的ですが、90%を超える確率で新入社員の合格率は推移していると感じています。
各国のMR認定試験の状況
イギリス、ドイツ、フランス、中国でMR認定試験は行われているようです。
アメリカは確認できませんでしたが、各国MRの活動にある一定水準の知識などを求められています。
MR認定試験の持ち物(最終チェック)
鉛筆(シャープペンシル)
消しゴム
直前に確認できる勉強道具
腕時計
会場案内図
上靴
ひざ掛け
昼食&飲み物
おやつ
あとは合格するという気持ちも重要です。
本格的には1か月だったかもしれませんが、研修中も含めれば、かなりの時間を費やしてきました!
あとは自信さえあれば、間違いなく合格します!
あなたのMR認定試験合格を心から願っております!!
【おまけ】MR認定試験に合格!!その後にすべき行動とは、、、
これまで見事合格した新人MRだったあなたも立派なMRです!
営業所のメンバーもお客さん扱いだったのが、今後は仲間として認識されていきます!
気持ち的にもラクになるので、日々の生活がどんどん楽しくなりますよ!
ですので、あなたがMRとして成功するために3つのおまけのアドバイスを10年以上MRをしている僕から捧げたいと思います。
社内の関係者(上司、配属先の先輩、研修部)にお礼の連絡
感謝の気持ちを関係者の人に伝えましょう!
特に上司、先輩、研修部の人たちです。
嫌らしいかもしれませんが、会社員として出世していくのに一番早いのは上司はじめ周りの人たちに認めてもらう事です。
研修部の人たちも数年後、自分の上司になる可能性もゼロではありません。
だからこそお世話になった人には直接感謝の気持ちを伝えましょう!
伝えられた方も気分は悪くないですよ。
得意先の先生に報告する
一ヵ月間あまりMRの活動ができなかったと思います。
先生はあなたのMR活動に期待はしていないかもしれませんが、、報告したら頼られているとも思いますし、新人なのでかわいらしさがでます。
昔ほど新人は減ってきていますので、同じエリアに他社新人もいないケースが多いんじゃないでしょうか?
その優位性を活かして、どんどんお礼の報告をしていきましょう!
転職サイトに登録する
いきなり??と思うかもしれませんが、早くからエージェントと繋がっておいて損はありません。
新人は基本的にプライマリー領域からのスタートです。
そのプライマリー領域はオワコンの時代に突入しています。
早く希少疾病の領域に異動するか中外やノバルティスのプライマリーに移動するべきです。
転職をする時の条件は、その領域の経験者が中心ですが、若ければ必須ではありません。
あの武田薬品のオンコロジーも最初は経験者の実だけでしたが、実はオンコ未経験者でも採用になっているんです。
だからあくまでも条件は採用する会社側の希望になります。
僕がおススメする転職サイトはビズリーチです。
この転職サイトが優秀かどうかは別の記事にまとめていますので、ご興味のある方はご覧ください。
まとめ
仲間づくりを新人研修では大切にする
得意分野を作る&苦手分野を作らない
模擬テスト、過去問題を完璧にする
最後の1か月はめちゃくちゃ勉強する
MR認定試験の合格率は70%を昨年切りましたが、恐れることはありません!
しっかり勉強し、復讐して、基本的な勉強を行って入れさえすれば合格はします!
MR合格すれば、様々な可能性が広がってきます。
どんなMRになりたいって理想像なんかも持っていても良いかもしれませんね。
もし仮にその理想像とGAPがあれば転職も考えてよいと思いますし、とにかくMR認定試験を合格しちゃいましょう!!