MR経験10年の僕が新入社員として製薬業界に入社したら、どう生き残るだろうか
こんにちは、ユウトです。
製薬会社に入社して10年になり、入社時に目標にしていた年収1000万に無事、到達しました。
まだまだ道半ばですが、自分の人生を楽しめてる自信はあります。
さて、先日以下のツイートをしました。
もし2019年4月にMRとして製薬会社に入社したら、生き残るために3つのポイントを考えるかな?
①上司に愛される
②自分の市場価値を上げる
③経済的独立を目指す— ともちん (@yutomr55) January 31, 2019
もし2019年4月にMRとして製薬会社に入社したら、生き残るために3つのポイントを考えるかな?
①上司に愛される
②自分の市場価値を上げる
③経済的独立を目指す
タラればの話は好きじゃないんですが、若手MRの方からご質問を頂くケースが増えてきましたので、ツイートの中身を詳しく説明していきます。
目次
MR経験10年の僕が新入社員として製薬業界に入社したら、どう生き残るだろうか
以下の3つを意識して、経済的独立を目指します。
【MRで生き残るために意識する3つの事】
①上司に愛される
②自分の市場価値を上げる
③経済的独立を目指す
①上司に愛される
大前提にMRは、製薬会社のサラリーマンです。
悲しいですが、サラリーマンである以上、会社の歯車になる必要があります。
つまり上司をサポートしてあげる仕事をする必要が出てきます。
その結果、最終的に上司に愛されれば、自然と評価が高まり、自分の希望を聞いてくれるかもしれません。
少なくとも営業所内では、重要なポスト(仕事)を貰える可能性が高いです。
そうなれば、周りへの影響力も出てきて、ラクに仕事ができます。
上司に愛される事で、多面的にメリットが出てきます。
これは社内に限って言えることだけではありません。
製薬業界はMR→MR、所長→所長など業界内での転職が非常に多いです。
つまり、上司が別の会社に転職した場合、声をかけてくれるケースも多く存在します。
事実、私の同期もそれで他社に転職しました。
上司に愛されるという事は、製薬業界を長く生き残る上で重要な要素の1つであるかもしれません。
②自分の市場価値を上げる
次に製薬業界での自分の市場価値を上げます。
つまり、1ワンフレーズで言うならば、他社から欲しい!!と思われる人材になる事です。
間違って欲しくないのは、競合他社から優秀なので来てください!と声がかかる事ではありません。
MR市場を見た上で、人材の波に乗るってことの方が重要です。
例えば、広く浅い知識を持ったMRを思い浮かべてください。
今後発売になるパイプラインは、どれもスペシャリティ色が強く、幅広い知識は必要ありません。
変わりに医師以上に知識が必要になってきます。
そんな人材の方が求められる時代なので、そのMRの特長は時代にマッチしていません。
市場ニーズに合わせて、キャリアを考える必要が出てきます。
これを知るためには、今後の製薬業界の流れ・MRの需要を最低限知る必要があります。
ザックリですが、大きな流れは以下の通りです。
【製薬業界の今後の流れ】
・専門分野に特化
・オンコロジー、中枢、免疫の領域の開発品が多い
・2019年は遺伝子治療の幕開け
・MRの需要は、新薬発売時が一番高い
まとめるとこんな風になります。
新薬が発売されるとき、オンコロジーや中枢、免疫のMRとしての経験があれば他社から欲しい人材になる可能性が高い。
遺伝子治療に関しては、まだ誰も経験したことがないので、広域を担当した経験、新薬上市の経験はアドバンテージになるかも!
これから訪れる市場ニーズに合わせて自分のキャリアを考えていく必要があります。
そうすれば、自ずと製薬業界で市場価値を高められる事ができます。
③経済的独立を目指す
上の2つをやりながら、経済的独立を目指します。
辞める辞めないの議論でなく、お金に困らない生活です。
幸いにもMRは家賃補助、日当を含めるとかなりの高給取りに分類されます。
出費を控えつつ、余ったお金を投資に回せば、10年ほどで経済的独立は目指せます。
下図は、毎月20万円10年間投資して、年間4%の複利で運用した時の計算です。(11年目以降は入金せず放置)
1年後 | 5年後 | 10年後 | 20年後 | 30年後 | |
貯金 | 240万 | 1200万 | 2400万 | 2400万 | 2400万 |
複利 | 250万 | 1311万 | 2895万 | 4285万 | 6344万 |
増え方にも驚くと思いますが、これだけの運用資金があれば、11年目以降、毎月10万円ほどお小遣いとして取り崩しても、30年後には2700万ほど手元に残ります。
リスクとして変人とみられることもある
ただリスクも当然あります。
ここまで投資にお金を回している人も周りにはいないと思います。
そのため、周りからあなたは変人として見られるかもしれません。
会社の上司や同僚との付き合い方も少し変わるかもしれません。
ただ現実として忘れてはいけないのは、昨今の早期退職で予想以上の人数が製薬会社を退社しているという事。
彼らの中には、今後の製薬業界は厳しくなる…と見切って転職していると思われます。
ただし、満足な転職をデキる人なんて市場価値を高めた人しか無理です。
ノホホンとぬるま湯に浸っていた人は……
この現実から目をそらしてはいけません。。。
変人とみられるか、将来の安泰を取るか…既に新入社員として入社した時から始まっていると思うと恐ろしいです。
自分の人生は、自分の足で歩く方が何万倍も楽しい
ちなみに僕は「③経済的独立」を目指しています。
「②市場価値を高める」は少し領域を間違った雰囲気が出ているので、今後軌道修正が必要です。
ただ「③経済的独立」の目標到達はあと少しです。
セミリタイアをして、そのままMRを続けるのか、思い切って独立するのか…そう迷えるのも数年で訪れそうです。
今までは会社に給料という首の根っこをもたれたような感じでしたが、今は自分の人生をコントロールでき始めています。
ライフイベントや家族の事、人生には大切にしなければいけないことが変わってくるので、後悔がないように人生を駆け抜けて欲しいです。
自分の描いた人生を歩むために、絶対必要な事
入社当時、描いていた人生観はがらりと変わりました。
20代の夢→億万長者&会社幹部になる
30代の夢→健康第一&家族ファーストすごく変わりました…笑
— ともちん (@yutomr55) January 29, 2019
今はそんな感じで、健康第一&家族ファーストでMRを楽しもうと思っています。
もし同意する内容があれば、具体的な行動を起こさなければ何も変わりません。
行動を変えた人から、自分の人生を少しづつ変化するようになっています。
具体的には以下のアクションが必要になってきますね。
①転職サイトで市場価値を把握する
圧倒的にビズリーチがおススメです。
市場価値を把握するうえでは、JAC Recruitment、doda、ミイダス、リクナビあたりも同時に登録していても、無料なので損はしません。
②資産運用を始める
ウェルスナビの考えが歴史的に一番安定しています。
以前、おススメした本(世界一笑えて分かりやすいお金の話)も読めばより理解ができると思います。
読者の皆さんも自分の歩みたい人生の実現にむけて突き進みましょう!
「思考は現実になります!!」