MR間の転職で高年収を摑み取れ!製薬版軸ずらし転職の極意!
MRの年収が低いと思っている方に向けて、年収を上げる最高の転職方法を提案したいと考えています。
その名も「製薬版軸ずらし転職」
これはVoicyのmotoさんが提唱されている転職方法です。
言われればそうなんですが、なかなか言葉で言われるのは初めてでした。
motoさんはIT業界にお勤めなので、直接活用できませんが、MR版にして解釈してみました。
まだmotoさんのVoicyを聞いてない方は、こちらから一度覗いてみてください!
目次
今話題の軸ずらし転職とは
motoさんが提唱されている転職方法です。
そもそもmotoさんは現在31歳で転職を4回されています。
始めはスーパーのレジ打ちから始まり現在、広告業界で営業をされています。
年収の推移は240万円→330万円→540万円→700万円→1,000万円で、現在の年収は1,250万円で働かれているそうです。
この年収アップは軸ずらし転職を利用してあげてこられました。
ちなみにmotoさんの知り合いで一番年収が高い人は、34歳で3,000万円だそうです。
それでは具体的にmotoさんが提唱する「軸ずらし転職」を書いていきます。
年収は次の公式で決まります。
細かくは、ここに「役職」や「企業ランク」がかかってきます。
但し、大枠はこの公式で決まります。
この公式に基づき、業界or職種のどちらかをずらして転職するとのことです。
これが「軸ずらし転職」です。
もちろん業界or職種のどちらか高い方にあわせて転職をします。
業界が大きく年収に関与してくるので、業界をずらした方が年収アップは期待できます。
年収アップしやすい、軸ずらし転職をする人は少ない
分かっていても、軸ずらし転職を行う人は少ないそうです。
理由は以下の2つです。
- 即戦力にならない
- 未経験だから難しい
そのため、年収を上げるために転職する人には、エージェントは役職を上げる転職だったり、規模の大きな会社への転職を勧めます。
そのような転職をした人は、少しだけ年収が上がりません。
異業種からMRに来られた方は、実感できるんじゃないでしょうか?
同じ営業職でも、製薬業界の平均年収は高いですし、そのままスライドして転職しても200万程度上がったりするんじゃないかと思います。
まさに「軸ずらし転職」をご実感されている事かと思います。
軸ずらし転職の注意点
ただし…採用する方も、優秀な人材が欲しいです。
そのため全く畑違いの業界に転職するとなると書類で落ちてしまいます。
ですので、あくまで近い業界かつ職種経験を活かせる業界への転職を行う必要があります。
あとは希望年収を、少し強めに伝える必要があります。
ただし、相手がその年収で採用して、満足させられるだけの実績は残しておきましょう!
年収を劇的に上げる!軸ずらし転職を現役MRが考えてみた
凄く納得した部分とMR向けに考えないといけない部分があると感じました。
【凄く納得した部分】
異業種からの転職者は全て年収大幅アップしている
製薬業界は利益率が高いので、年収が高い
【MR向けに考えてないといけない部分】
製薬業界のMRの年収が既に第3位であること
motoさんの年収の公式をみても、業界と業種ともに高水準なのが、MRという職業でここから年収を上げるのは至難の業だと感じました。
そのため、MRの年収は高いので、MR間の転職は当たり前になっていますね…
だから、「MR版の軸ずらし転職」を考えないといけません…
現役MRが考える「製薬版軸ずらし転職」
繰り返しになりますが、ヤッパリMRは高給取りです。
その中で軸をずらすとすれば、企業規模で分けるべきだと思います。
規模と言っても色々な切り口がありますが、僕の意見を周りの人の経験を交えて書きたいと思います。
MRの年収を決める要素
motoさんの年収を決める公式は次の通りでした。
僕が考えるMR版年収は以下の通りです。
「業界=製薬、業種=営業(MR)」と決まっているので、会社の規模とパイプラインで決まっていると考えています。
MRの規模別の年収を考えてみる
僕の周りの人やネットの情報をまとめてみました。
ここらへんは僕の印象なので、多少のズレはあるかもしれませんので、参考としてください。
年齢は、転職が多い30歳前後の平均年収を考えてみます。
規模 | 平均年収 |
大手 | 800万円 |
中堅 | 650万円 |
ベンチャー | 900万円 |
一番ベンチャーが年収が高いです。次に大手、中堅と続くと思います。
年収を上げるためには、中堅でMRをしている人は大手やベンチャーに、大手でMRしている人はベンチャーに転職する必要があります。
パイプラインの要素を組み込んでみた
パイプラインと書きましたが、つまり新薬上市のタイミングです。
これが加わると一気に年収がアップします。
理由は後ほど書くので、まず僕の友人の例を見てください。
年収250万もアップ!劇的にあげたのには理由があった。
彼は入社5年目でベンチャー会社に転職しました。
5年目の年収は、全ての手当込みで700万円。
領域もプライマリーのみでした。
そして、新薬の上市のタイミングで参入してくる会社です。
まさにパイプラインの要素が最高潮に高い状態です。
彼がゲットしたのは、額面950万円の給料です。
この時、まだ20歳後半です。
その他にもいろんな会社に転職している友人がいるので、下にまとめていますが、パイプラインの要素がない(自分のタイミングで転職)時は、あまり上がっていません…むしろ現状維持です。
大手内資系製薬会社→32歳で900万円
大手内資系製薬会社→31歳で900万円
大手外資系製薬会社→34歳で850万円
こんな感じです。
気心しれた人ばかりなので、間違いないと思いますが、やっぱりベンチャー会社はハンパないですね…
この年収は5年前ですが、今の年収いくらか知りたいですよね!
30歳前半で1,500万円です。
給料は1,000万円(額面)になります。
残りは自社株を貰っているそうで、退職金がないので、株が分配されているそうですよ。
ちなみに、この友人は3年間で1,000万円分の株を貰っています。
彼の同僚で最高年収は30代後半で1,600万円のMRもいるらしいですよ!
これに株が入るので…2,000万円も考えられます。
どうしてそんなにも年収が増えるの?
パイプラインの良い状況で転職できたベンチャーのMRは、年収がめちゃくちゃ高いです。
それは需要と供給で決まるからです。
彼の会社は、MRでもほぼ知らない会社です。
そんな中、日本の市場を!と意気込み新規参入してくるわけですから、お金を積んででも優秀な人には来て欲しいと思うわけです。
だから、彼も250万円アップで転職できたと言っています。
プライマリーMRでもベンチャー企業に転職できた理由
採用する会社は、ある会社に偏らないように採用を進めるそうです。
具体的には、A社のMRが80%を占めてしまうとA社の子会社になるからです。
できるだけ多くのバックグランドのある人を採用させて、たくさんの知を混ぜることで優秀な会社にしようとします。
新薬の上市を失敗させるわけにはいきませんからね!!
そのような背景があるので、プライマリーMRである彼がベンチャー企業に転職できました。
しかし注意して欲しいのは、彼はしっかり前の会社でも実績を残していたという事です。
やはり高実績を残しているのは、最低条件です。
また運で実績も伸びる時があるので、なぜそれだけの実績を残せたのか?など自分の営業スタイルを言葉で表現できる必要がありますね。
まとめ
年収アップのためのMR版軸ずらし転職はベンチャー会社のMRになることが一番だと思います!
さらにパイプラインの要素を考えたら、例にあげた彼のように、日本への新規参入のタイミングが一番アップできそうです。
しかし…そんな条件なかなかないので、情報収集は常にすることが必須です。
僕はビズリーチで行っていますが、最近外資に強いJACリクルートメントの転職サイトの登録も行いました。
情報の質・量ともにビズリーチでも満足しているのですが、万が一そんなタイミング見逃したら二度とこないからですからね!
あっ!あとビズリーチはしっかりレジュメまで書いて、自分の希望を書いておくことをおススメします。