MRとAIの正しい関係。どんな人も正しく利用すれば出世の大チャンス到来の予感!
いきなりですが、「あなたは出世したいですか?」
この問いに「はいっ!」と答える人は少ないかもしれない。
今までの権威の時代は、既に終わっていると様々な場所で言われているから…
所長になっても責任だけがかかるだけで給料はあまり増えない…
そんな声が聞こえてきます。
では、「ずっとMRのキャリアを望んでいますか?」
これには「いや…どうでしょう……」と濁す人が多いんじゃないでしょうか?
確かに20年、いや10年後のMRをしている自分を想像してください。
どうでしょう?
楽しく仕事をしていますか?
それともMRに消耗してますか?
僕は正直、消耗していると思います。
なぜなら今の仕事を10年間し続けるとマンネリ化してしまうから、
3650日、87,600時間、5,256,000分も同じ仕事をすれば誰だって飽きちゃいます。
常に新しい刺激を受けながら、仕事をすることは大切で、環境を変えることは凄く重要だと考えています。
それは僕のキャリアと同期のキャリアが実証していて、ずっと同じ部署の同期はMRに疲弊しています。
会社に振り回されながらも、運よく他領域に挑戦した僕の方がモチベーションは高いです。
あと、新しい刺激を受けたくてブログも始めた事で、人生が楽しくなっています。
ブログのお陰で新しい仲間も増えましたし、こうやって読者の方々から日々色々な意見を頂いて、毎日がむちゃくちゃ楽しいです。
その意味でも社内、社外でのキャリアチェンジは人生における重要な部分になるんじゃないかと考えています。
目の前の生活を考えるのも重要ですが、一歩先の3年後、5年後を考えてキャリアを考えた方が楽しいMR人生を歩めますよ。
そのチャンスの足音が聞こえています!
目次
MR活動にAIが導入される事で、誰でも出世できるチャンスがある
「ハロー効果」をご存知ですか?
1つの事で成功を収めれば、他の案件に対しても
「アイツに任せれば大丈夫だ」
「アイツだったら何とかしてくれる」
こんな風に周りから思われます。
面白いのは、1つの成功がたまたま運良くヒットしても、実力があると思われる点です。
幸いにもコンプライアンスを破らない限り、MRに差はつきにくい環境が整っています。
きめ細やかな対応やスピードを意識した活動っていうのは重要な要素になりますが、それも大きな差にはならないでしょう。
この「ハロー効果」をいかに味方につけるかでMR人生は劇的に変化します。
差が付くのはみんなが試行錯誤している時
では差が付くのはどんな時でしょうか?
例えば、「新薬が発売された時」を想像してください。
だれもが初めて売る薬剤です。
会社からのアプローチ方法はありますが、それは権威のある先生に聞いて、本社のマーケティングが中心に考えた戦略です。
その戦略も、もちろん間違いではありません。
ただ実地臨床では違う視点・ポイントもあります。
そこで目立つとあなたの評価は高評価です!
まさに「ハロー効果」を手に入れられるわけです。
だから新薬発売時は必死に活動することが将来、自分の歩みたい人生を決めるターニングポイントになるんです!
MR活動にAIを導入するタイミングが、まさにその時である
新薬の上市以外を考えると直近で誰もが困るタイミングはAIの導入です。
一部の人はMR活動にAIが導入されれば、自分たちの仕事がなくなるので、AIを取り入れた活動に拒否反応を示します。
しかも一部分でなく、大勢の人が反対するでしょう。
ここで本社の導入した人たちの視点で考えてみましょう。
・AI導入に多額の資金が入っている
・自分のキャリアを成功させるためにも絶対成功させたい
・社長も肝入り施策なので、絶対に成功させる必要がある
つまり、絶対成功させなければいけないのです。
勘の良い方はこれだけで、状況は整っていることが分かるはずです。
誰もがしない状況 × 幹部は絶対成功させなければいけない
ここであなたが真剣に取り組めば、課題もあるでしょうし、成功・失敗例もどんどん出てくるでしょう。
それを報告するだけで、どんどん評価は上がっていきます。
MRの活動にAIが導入されるのは確実
各社MR活動にAIが導入されることは確実です。
ざっと調べてみただけで、武田薬品、第一三共、塩野義、GSK、業界全体、、、様々な記事があります。
業界全体の流れです。
この時代の流れに個人が歯向かってAI導入を阻止するのは無理です。
あなたがどんなに優秀でも、流れには勝てません。
そんな事を考えるより、逆手にとって、みんなが嫌がるAI導入に乗って評価を上げることが個人として考える必要があります!
最初は限定的だけども、最終的にはMRの活動のほとんどをサポートするツールになる
おそらく最初は訪問計画などのサポートぐらいでしょう。
そのうち使用したスライドの反応などを分析し、効果的なデータをAIから差し出されて、最終的には訪問予定もAIで作られるかもしれません。
MRは決められた医院に訪問し、決められたスライドを提示して、Drの反応を入力することだけが求められる時代にくるかもしれません。
これは僕の予想ですが、間違いなくAIがMRの活動のほとんどをサポートするシステムに介入されるでしょう。
各会社のお偉いさんの話から簡単に予想できます。
MR業界のAI参入は全ての領域で働き方は考えないといけない時期がくる
これは領域関係なく考えなければいけない事です。
常々、プライマリーの時代は終了したとブログで発信していますが、その理由は下記の2つです。
・パイプラインがない
・SOVの限界で、早期退職の対象になりやすい
だから、希少疾病の薬(特に免疫、中枢神経)の領域に行くべきだと発信しています。
働き方とは全く違います。
このAIの導入は希少疾病MRも考えなければいけないでしょうし、うまく付き合っていかなければいけません。
最終的にはMRは人の心を掴む仕事
だけど、最終的にはどの製品にも位置づけはありますし、その部分で活用意義を先生に理解して頂ければ、これは必要な薬だ!と言われます。
それを決めるのは先生で、「人」です。
MRとして先生の心を掴めば、存在価値も出ますし、重宝されます。
どのように掴むのか?どうすれば掴めるのか?これに答えはありませんが、どんなにAIが導入されようともこの部分は変わりません。
例えば、最近自分が買った高級なものを思い浮かべてください。
僕は、成功の実現 [ 中村天風 ]という本を買いました。
知らない人からすれば、意味不明な本ですが、購入した理由は「尊敬している人から勧められたからです」
決して、インターネット上の評価ではありません。
人がモノを買う(使う)のは、結局人からだという事を忘れてはいけません。
(圧倒的な医薬品の差があれば、それは当たりませんが、、、)
まとめ
- 各社、MR活動にAIは必ず導入される
- AI導入は幹部にとって失敗できない仕事
- 初めてのAI導入は手探り状態
- あなたからの前向きなナマの意見は貴重
- ハロー効果で他の仕事が舞い込んでくる
- 結果、出世できる可能性が高い